プラントの設計業務で困ることって何でしょう?
設計の計算が難しい?シミュレーションが難しい?
それは「設計資料のミスが減らない」ではないでしょうか。
自身が実際にプロセス系のプラントの基本設計に携わっていたので実感しているのですが、実際に計算や設計、シミュレーションを行っている時間よりも、ひょっとしたら、
・機器番号や機器名称、ドキュメント番号の修正をしている
・新しい資料との整合性を確認している
・資料を探している
という作業が半分くらいあったかもしれません。
客先提出の直前には、「ここ、古い記載のままだぞ!」「最新のファイルに差し変わってない!」「変更したはずなのに変更が保存されてない!」といって残業コース・・・本来のエンジニアリング業務でないのに・・・
挙句の果てには、提出資料の中のそういうミスをお客さんから指摘され・・・
思い当たる節のある方は少なくはないでしょうか。
プラント設計関連のソフトというと、BIMソフトが思い浮かぶかもしれませんが、設計成果物をプロダクトとしてリリースするには、そのための仕組み、つまり文書(=データ)管理システムというものが必要なのかもしれません。
(松井)
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